イコジン日記

多賀淳一が、食べる日常、出会う日常をのんびりと綴っていきます~

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

労働者諸君!

数ある寅さん(山田洋次監督)の珠玉の名台詞 の中で、多賀が一番好きなのの一つが、 労働者諸君!からのくだりだ。 昔、寅さんを見始めた時には、会話の流れの中 での、あくまで普通な問いかけだと思っていた。 ただ見続けるうちに、ある時に気付いてしまっ…

倫理資本主義

倫理資本主義と言う文言が、最近少しずつ その言葉に影響力が増してきているのと、 時代が欲し始めている事を強く感じている。 噓偽りなく、別にこんな場所でかっこつけ ても仕方がないので、言わせて頂くと、 多賀はアホな程に性善説まっしぐらな人間だ。 …

リアルの強みと凄み

SNS時代と言われて、既に久しくの感があるほど、 それが既に日常。 齢50を軽く超えた多賀にとって、現状のそれは 五里霧中な日々との格闘を意味する。 そんな、リアルでない部分の著しい膨張よろしく の世界ではあるが、白日になってきた事がある。 その逆の…

一心不乱

三崎の現場だが、いつも多賀と作業時間の 被る先輩方は皆お馬鹿だ。 多賀と同じ位馬鹿だ。 だけど、皆等しくその所作が一心不乱だ。 作業の多さ、量ではなくて、所作がだ。 だから、皆のその動きの一つ一つが美しい。 顔は美しくないけれど・・・。 だから、…

寅さんと山田洋次監督

ここ最近 心身、人並にばてて 危うさマックスに突入していたので この休みを利用して 撮りためてあった多賀のソウルムービーの 寅さんを見まくった 相変わらず 笑って 相変わらず 泣けた 寅さんは不思議な映画で 観る度に 自分の姿をしっかりと 噓偽りなく …

サービス業の摩訶不思議

言葉って凄く大事で、言葉によって人の行動規範が 変わったりするので、その影響力をしっかりと 認識した上で使うのが好ましいのかなと思う。 で、その言葉だが、“サービス業” って言葉なの だが、それは昔も今も、頻繁に使われている。 言葉の淘汰の盛んな…

資源と価格とマスコミの馬鹿

常々、販管費云々とのたまわらせて 頂いているが、その仕組みのおおよそを 理解しているのと、そうでないのとは、 雲泥の差が出てきてしまう。 その際たる例が、卵だと思っている。 社会がインフレに傾いてくると、 何かマニュアルでもあるの?って思う位、 …

村社会

多賀は、脱サラをして起業して、 色々あって今は鮪の卸問屋及び関連事業に 携わっていて、今も三崎での作業の空時間に こうやって書いているのだが、 三崎の市場、特に鮪部門に関して言えば、 すこぶる特殊で、外様の干渉をほぼ許さない 土壌がしっかりと出…

ソースタイン・ヴェブレン

おはようございます! 蒸し風呂のような三崎の朝から・・ 今朝は、蒸し暑いレポートをば 遥か昔 学生の時、T先生の経済原論の授業というのが あったのだが、それが無茶苦茶で、 いきなりヴェブレンの原書を買わされて、 それを講義までに読み進めて、 そして…

マイナス販管費とプラス販管費

おはようございます! 蒸し蒸した三崎から 今日も蒸し蒸したレポートをば! 前回少しだけ書いたが、販管費には、 マイナス販管費とプラス販管費の二種類がある。 それは表裏一体とも言えるし、 そうでない全くの親和性を持ち合わせていない 敵対者同士とも言…