イコジン日記

多賀淳一が、食べる日常、出会う日常をのんびりと綴っていきます~

SNSと本と

最近と言うか

 

随分前から本離れ、活字離れが叫ばれている。

 

今は活字離れと言うより

人間の英知と伝承が詰まった

文章からの想像力の蓄えの作業の欠如の方が

圧倒的に危ないと思わされている。

 

それが

危機感に対する五感の欠如に結びついて

いるのに他ならないと思っている。

 

以前頭に描いた文言があって

「指南本の憂鬱」と言う文言なのだけど

 

指南本は咄嗟の有効性があると

勘違いされがちだけど

それは火事場でのバケツリレー位のしかの

威力しかないのに

ただ水には違いはないので

そのバケツリレーを永遠に繰り返していく

奇妙な循環にはまっていくのだ。

 

それでもまだ活字の面倒さがあって

そこからの書籍への誘導の入口にはなっていた。

 

だけど

SNSは中々手強い

 

その浅さと、広がりの大きさのバランスが悪いから

そこに人は中毒症状を起こしてしまう

 

いわゆるアヘン戦争の時のアヘンの役割を

それはしっかりと担いはじめている。

 

文章から頂ける未来

文章から頂ける想像力

 

それが産業に置き換えると

想像力のなくなった未来

一次産業的視野や

一次産業的作業者がいなくなった未来

 

皆はどこまで想像出来るのだろうか?

くわばらくわばらってやつだ

ペンギンものけぞります。はい